ギターコード研究室 >>メカニカルトレーニング >>メトロノームの使い方

メトロノームの使い方

メトロノームは四分音符を鳴らしそれに合わせて練習するだけしかできない、と思っていませんか?ここでは四分音符でのメトロノームの効果的な使い方を解説します。

スコアとメトロノーム記号

4分音符メトロノーム記号

メトロノーム記号解説

メトロノーム記号とはスコアの上に「音符=数字」といったように楽曲での演奏速度を数値で表すものです。
このメトロノーム記号が示す「テンポ」とは1分間に何回指定された音符をカウントするかという意味で上のスコアの場合だと四分音符を1分間に80回数える速さという事を表します。 このメトロノーム記号は音符の代わりに「BPM」や「M.M」などで表示される事があります。
ちなみにクラシック音楽のスコアなどではAndante(アンダンテ)やAllegro(アレグロ)などの様に「速度標語」を用いる事がありますがポピュラーミュージックのスコアではほとんど見かけないでしょう。

メトロノームに合わせて手を叩く

メトロノームを使った事がなくリズムトレーニングをした事がない方が最初に出来るトレーニングはメトローノームに合わせてリズムを取るという事です。
テンポ80でメトロノームが鳴らす音を1拍と捉えメトロノームが鳴る音に合わせ体全体でリズムを取り手を叩いてみましょう。
こんなの簡単だ、早くギターが弾きたいんだよ!と思うかもしれませんがリズムトレーニングの基本中の基本ですので必ず出来る様にしておいて下さい。

2拍目4拍目でのメトロノーム練習

2分の2拍子

メトロノーム記号の違い

メトロノーム記号は必ずしも四分音符であるとは限りません。これは楽曲により1拍と捉える音符が違う事があるからです。
例えば上のスコアのメトロノーム記号は二分音符です。そして拍子記号も二分の二拍子になっています。この場合、二分音符を1拍とするため四分音符2つで1拍とカウントします。
ただし、二分音符一つと四分音符二つ分の音の長さは同じなので二分音符のメトロノーム記号=40BPMと四分音符のメトロノーム記号=80BPMは「演奏速度」が同じであると言えます。

2拍4拍でメトロノームを鳴らす

2分音符メトロノーム記号
メトロノーム記号は二分音符ですがここでは四分音符のリズムトレーニングを行います。
メトロノームをテンポ40に設定しメトロノームの音を「四分音符」の2拍目4拍目と捉えます。
つまり4分の4拍子で自分自身は四分音符でリズムを刻みますがメトロノームは2拍目と4拍目しか鳴らさないわけです。
このトレーニングは弱拍を意識する事と自分でリズムを取るという効果が期待出来ます。
またメトロノームを使う場合この方法での練習をおススメします。

遅いテンポでのリズムトレーニング

2分音符メトロノーム記号

遅いテンポで練習する

演奏の際テンポを上げれば上げる程難しくなると考える人は多く居ると思います。それはギターであれば正確な押弦、正確なピッキングを素早く求められるからです。
しかし、上のスコアの様にテンポ40に設定したメトロノームにリズムを完全に合わせて手を叩いてみて下さい。おそらく難しく感じた方が多いと思います。

このようにゆっくりしたリズムを取る場合、1拍を細かく刻んでリズムを取るというのも一つの手ではありますがここでは行いません。 これは素早いリズムだと気づきにくいリズムのズレを自分自身で把握し、1拍というリズムをきっちり取るというトレーニングです。やや難しいトレーニング方法ですので出来なければテンポ60位から徐々に速度を落としてみて下さい。