ブルースに挑戦

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ブルースってなんだろう?

ブルースとは基礎となるコードに7thコードを用いた12小節を基本形とする音楽のことです。
これだけでは理解できないと思うのでスコアやリズムパターンを参考に弾きながら理解してみましょう。

ブルースの基本コード進行



さて、まずは上のスコアのように「I」をC7コードに「IV」をF7、「V」をG7コードに置き換えてみてください。3つの7thコードを使った12小節のコード譜が出来たと思います。
音楽番組や映画などで「キーがCのブルースで合わせてくれ(例:映画バック・トゥ・ザ・フューチャーI)」なんて事を聞いたことは無いでしょうか?
例えばキーがCならば上のコード進行さえおぼえておけばスコアを持っていなくても合わせることが可能な場合があります。
このコード進行を使い次に紹介するリズムパターンで実際に弾いてみましょう。

基本リズムパターン



パターン1は初期のブルースで聴くことが出来るスタイルで四分音符を均等に「カッ、カッ、カッ、カッ」という風に歯切れよくきざみます。
パターン2と3にはシャッフル記号(あるいはバウンス記号)が付いています。これは8分音符をバウンス(ハネさせて)「タッカ、タッカ、タッカ、タッカ」というように3連符の感覚できざみます。 解説だけでは難しいと思うので例えばロバート・ジョンソンの「Kind Hearted Woman Blues」等を参考にしてみてください。
このパターン2と3のリズムは定番と言っていいほどよく使われるので身体になじませておきましょう。
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ロックンロールへの発展

最初にブルース基本形コード進行を紹介しましたが、実は基本形で演奏されることはそれほど多くありません。
基本形を少し発展させた初期のロックンロールでもよく利用されるコード進行です。
ここで少し一息。
ロックンロール風コード進行でコードを次のスコアのように置き換えてみてください。なんとなく聴いたことがありませんか?
ロックンロールなどでも使われている定番のスタイルですので是非知っておいて下さい。
よくわからない場合は参考としてチャックベリーの「Rock N Roll Music」などを聴いてみましょう。

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ジャズ風 ブルース・コード進行



少し複雑になって来ましたがブルースではこのようなパターンもよく使われます。リズムは最初に紹介したパターン3を使ってみてください。
C7とG7のコードポジションを2種類紹介していますが。こちらの方がコードの動きが分かりやすいかなと思ったので是非試してみてください。
※括弧を付けているコード進行はターンアラウンドと呼ばれ、わかりやすく言えば1小節目に戻るためのコード進行です。 この部分がコードで演奏される事はあまりないのですが他のジャンルでも定番のコード進行方法ですので一応おぼえておいて下さい。

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