アドリブ ギターソロ入門

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アドリブソロを弾いてみよう

アドリブソロは敷居が高いと思われがちですが、キーに合わせて弾く事はそれほど難しくはありません。音楽理論用語も多少出てきますが、ここでは重要視しません。
大げさではなくこのページを上から順に実践するだけでギターでのアドリブソロの理屈と作曲方法が理解できます。

Cmペンタトニックスケール


何も考えずに第1ポジションか第2ポジションのどちらかを赤い丸からスタートして「指が」覚えるまで弾いて下さい。どちらか1つで結構です。 難しいようであればダイアグラム(図)を見ないで弾けるようになればOKです。
赤い丸は「Cmキー」の中心音となる「ド」の音でカッコで囲まれた白い丸はブルーノートと呼ばれる音です。 ややこしいので赤丸=ドとだけ覚えて下さい。
全体図も乗せておきますがこのページの練習を終えるまでは手を付けないで下さい。

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Cmペンタで作曲

次に先程覚えたCmペンタトニック・スケールを使い作曲します。
ここでこのページ限定の注意点
  • ドの音から始めてドの音で終わる
  • 第1、第2のポジションしか使ってはいけない
  • 音を沢山使おうとしない
  • 長い曲を作ろうとしない 1小節の曲でも十分
  • なんとなく聞いたことの「ある」曲を作ろう
  • オリジナリティなど不要
  • 速く弾こうとしてはいけない
  • スケールを上下するだけのアドリブは禁止
  • できればチョーキングは使わないで欲しい

慣れてしまえばこの注意点は無視していただいて構いません。でも最初から多くを望むと挫折します。

特に絶対に速く弾こうとしないでください。 アドリブソロがある程度弾けるようになると速く弾いた方が楽なのでスケールをとても速く弾けるけれども歌うように弾けないというギタリストはとても多いのです。
チョーキングもダメなの?と思うかもしれませんがブルースでチョーキングを使うとこれだけで成立してしまいそうなので最初は自分なりの曲を書いてみてください。

ここまでは出来たでしょうか?以上がスケールを使ったメロディラインの作り方です。

コードに合わせて弾く


CmペンタトニックというくらいなのだからCm7コードと合わせることが出来るんじゃないの?
という事でここで使うCm7コードはこれです。 押さえ方は中指で6弦、人差し指で4弦と3弦を同時に押さえます。
でも皆さんが知っているCm7コードと違いませんか?
細かいことは省略しますがこういった3本の弦だけを弾くコードはブルースでよく使われるのでこういうコードもあるんだと一応覚えておいてください。
では先程Cmペンタトニックで作曲した曲をこのCm7コードをジャラーンと鳴らしてから弾いてみましょう。
雰囲気はつかめましたか?

リズムに合わせて弾く


Cm7コードをパターン1〜3の好きなリズムで弾いてみて下さい。
弾けるようになれば自分で弾いたリズムパターンを録音しましょう。録音機材がなければスマホでも結構です。 ギターを録音したリズム・パターンがアドリブ用音源になります。
自作したアドリブ用音源に合わせてCmペンタトニック・スケールで作曲した曲を弾いてみましょう。
ここまで出来ましたか?アドリブって即興演奏じゃないの?これじゃ普通の作曲だよ と思われたかもしれませんがこれがアドリブソロの基礎です。

ベースラインに合わせて弾く

ドラムとベースだけのシンプルな音源を用意しました。
ベースラインはC→F→C→G→F→Cと進行していきます。 リズムに合わせて弾く時と同じ様な感覚で弾きますがベース音とドラムをしっかり意識して下さい。
↓音が流れるのでご注意下さい。
アドリブ用音源に合わせて弾くコードも用意しているのでご利用下さい。


アドリブソロのヒント

  • アドリブを弾くためにはスケールを覚える必要がある
  • 即興演奏と言えども作曲なので なれるまでは作曲する
  • 他のアーティストのソロをたくさん聴き、たくさんコピーする
  • 無理に音を弾く必要はありません。休符も音楽です
  • 面倒なら市販のフレーズ集を買って練習するのも有効
  • 音を外しても堂々と弾いてスケールアウトだと言い張る

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